【実体験|消防士の副業】不動産投資で成功|家賃収入と売却利益を公開

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消防士は公務員で不動産投資に有利なのは知ってるけど、
実際に不動産投資をした消防士の話が知りたいなぁ。

こんなお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 消防士が不動産投資をしていくら収入を上げられたか
  • 購入時には気にかけなかった出費などの実態
  • 売却結果

筆者の経歴

2011年 東京消防庁に入庁(673期です)
2014年 副業で不動産投資をはじめる、2件購入
2014年 東京消防庁を退職
2014年 海外に移住、就職
2020年 1件の不動産を売却

と、実際に消防士として働いていました。
消防士3年目に副業で不動産投資を始めて、7年経った今でも継続しています。
» 【実体験】3年目の消防士が不動産投資に挑戦|自己資金・借入金は?

僕はもう退職しましたが、実際に消防士時代に不動産投資を開始して、2021年現在も継続中です。

結論:消防士が副業の不動産投資で年収約21万円上げることができた。

消防士は不動産投資をするのに最適な職業です。
そのため、ネット上には消防士を狙って、
自社のサービスへ誘導する怪しい情報が溢れています。

本記事の信頼性として、僕の実体験をそのまま記事にしたものであり、僕の不動産投資の結果です。
通帳や明細書も公開しています。

それでは解説していきます!

目次

消防士の副業 不動産投資で年収+21万円

1年間で家賃から経費を差し引くとプラス21万円くらいです。

僕が買ったのは、中古のワンルームマンションでして、場所は東京都台東区神奈川県横浜市

分かり易くするため、呼称を次のように変えます。

横浜の物件 → 物件A
(当物件の管理会社 → 管理会社A、当物件の資金借り入れ先 → 金融機関A)

台東区の物件 → 物件B
(当物件の管理会社 → 管理会社B、当物件の資金借り入れ先 → 金融機関B)

まずは、年間の収支の数字から

1年間の収入と支出

一年間の収支は下のような感じです。2件分です。

家賃収入2,166,000円
経費1,949,856円
利益216,144円

数百円単位の誤差はあるかと・・・ご了承ください。

物件Aの1年間の収支

家賃・共益費A1,152,000円
管理費用・業務委託費A38,880円
ローン返済A71,7936円
管理会社A22,7208円
固定資産税A68,000円
利益99,976円

物件Bの1年間の収支

家賃・共益費B1,014,000円
管理費用・業務委託費B38,880円
ローン返済B674,412円
管理会社B135,840円
固定資産税B48,700円
利益116,168円

詳細にするとこのような感じです。

  1. 99,976円(物件Aの利益) + 116,168円(物件Bの利益) = 216,144円

という感じで、
年間約21万円収入アップできます。
(僕が買ったのが2014年の良い時期だったので、流石に今は利回り下がっていると思いますが・・・)

労力かけずに手放しで収入アップできるので、
かなり優秀な数字だと思います



続いて1ヶ月の収支を通帳と合わせてみていきます

1ヶ月間の収入と支出

(固定資産税を計算に入れていません。)

物件Aの1ヶ月間の収支

家賃・共益費A96,000円
管理費用・業務委託費A3,240円
ローン返済A59828円
管理会社A(修繕積立金等)18,934円
利益13,998円

物件Bの1ヶ月間の収支

家賃・共益費B84,500円
管理費用・業務委託費B3,240円
ローン返済B56201円
管理会社B11,320円
利益13,739円

1ヶ月間の収支は物件Aの方が高いですが、
1年間で見ると、固定資産税の差額で物件Bの収支の方が高くなります。

不動産屋からの提案資料は、月間収支になっているので
購入する際は、固定資産税もチェックしましょう。

キャッシュフローは下のような感じです。
賃貸管理している会社から
業務委託費が差し引かれた2件分の家賃がまとめて入ります。

不動産投資用の通帳の写真



次の章からは
物件Bのみに着目して、
購入、イレギュラーな出費、売却までの数字を出していきます

台東区の中古ワンルーム、1件あたりの購入に必要な頭金

ズバリ、現金は56万円でした。
残りをローンで1,690万円

初期費用の合計:1,746万円
(物件価格:1,700万円・手続きなどの諸費用:46万円)

不動産の購入時精算書
購入時の精算書

資料で諸費用60万となっていますが、
購入時には、印紙代や事務費用などでちょくちょく出費があるので、
管理会社に余分にお金を預けて、
購入手続きが終了したら余った分が返ってきます。

2件目の購入でしたが、ローンはすぐに組めました。

これがかなり大事なポイントです。
社会人歴3年ちょいでこんな簡単にローン審査通らないです。

消防士の特権ですね。

1年間の収入が10万円ちょっとなのに、
頭金で56万円使ってたら、回収に5年以上かかる・・・」
って思いますよね。(実際は、修繕費もあるのでもっとかかりますが)

これは、あくまでも現金の流れの話であって、
他の部分でも資産が増えていることについて解説しますね。

副収入だけじゃない!不動産投資で資産も増える


物件Bだけの年間の収入と支出をもう一度

物件Bの1年間の収支

家賃・共益費B1,014,000円
管理費用・業務委託費B38,880円
ローン返済B674,412円
管理会社B135,840円
固定資産税B48,700円
利益116,168円

 物件Bだけで年間11万円以上の副収入ができますが、
注目すべきは、ローンの返済

1年間で約67万円のローンの返済がされています。
黄色の部分ですね

この返済をしているのは
僕ではなくて、
部屋を借りている入居者
から支払われる家賃

約67万円のうち
35万円(52.2%)が元金

32万円(47.8%)が利息

つまり、年間30万円以上も債務が減っているんですね。

11万円(副収入) + 35万円(元本の返済) = 46万円(増えた資産)

※物件価格が変わらない場合

※上の計算で不動産価格が落ちることは、考慮に入れておりません。僕の買った2件は、買った時よりっも値上がりしました。(2020年1月現在)
※上の計算で空室期間はないものとします。僕の買った2室のうち1室だけはこれまで一ヶ月間だけ空室期間がありましたが、その時以外は常に満室稼働です。(2020年1月現在)

なんだか営業マンみたいな気持ちになってきたので、
リスクに触れた記事も呼んでください。。
 消防士の副業、おすすめは不動産投資【やるなら都心中古ワンルーム一択】

続いては、通常のキャッシュフロー以外に不定期で、発生する支出についてです。

入居者の入れ替わりがあれば年間収支がマイナスになる年もある

残念ながら、年間収支がマイナスになる年もありました。

入居者の入れ替わりの時期に、内装工事費が約13万円かかりました。
約5年6ヶ月間所有して、内装工事費がかかったのはこの一回だけ

入居者さんの入れ替わりが1回しかなかったからです。

これは、だいぶラッキーな方かと

内装工事の見積書
内装工事の見積書

見積金額が18万円以上になっていますが、
入居者と折半なので、13万円くらいです。
資料下の方に小さく数字があります。

こういったことも全て管理会社が処理してくれるのでかなり楽です
こちらは、管理会社のお伺いに「OK」を出すだけです。

台東区の中古ワンルームを売却した結果

2014年6月に買った台東区のワンルームマンションを2020年1月に売りました。
結果は、下のとおり


○物件価格は、130万円値上がり
1,700万円(買った時)
  ↓
1,830万円(売った時)

○ローンの残額は140万円減少
1,690万円(買った時)
  ↓
1,500万円(売った時)

1,830万円(売った価格) ー 1,500万円(ローン残高)  = 330万円(残り)

売却時の精算書

この物件は、最後の最後まで空室になることはなく、買った日から売った日までお金を産んでくれました。

※僕は、日本に住んでいないので源泉徴収で約187万円(売却価格の10.21%)が差し引かました。
日本に住んでいる方は大丈夫です。
※この後所得税も払います。

僕の不動産投資の結果と利用している不動産会社のレビュー記事はこちら

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