消防官採用試験のおすすめ予備校・通信講座3選|元消防士が実体験を元に解説

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消防士になりたいです。
試験対策におすすめ、予備校はどこですか?

そもそも予備校や通信講座は必要?独学でもいける?

こんな疑問にお答えします。

この記事の書いた人

(→プロフィール

といった経歴でして、元消防官であり、
行政書士試験(合格済み)
社労士試験(勉強中)
において通信講座を実際に利用・研究してきました。

本記事は、僕の実体験と消防時代の同僚に聞きいた話を基に書いています。

主には東京消防庁の話になるので、それ以外の消防本部をご希望の方は流し読み程度に参考にして下さい。

消防官採用試験におすすめの予備校・通信講座3選

スクロールできます
学校講座リンク特長合格実績価格
警察官・消防官コース公式サイト通学のみ対応。毎年安定した実績。169名
(2023年)
215,000円〜273,900円
警察官・消防官合格コース公式サイト通信のみに特化することで低価格を実現。開講から4年と実績が少ない。累計40名
(消防・警察)
80,000〜180,000円
公安系公務員コース公式サイト講座費用と料金のバランスが良く、高コスパ210,000円
おすすめ超短期通信講座比較

当ブログで独自にカウントした人数

目次

消防官採用試験|独学は無理?予備校や通信講座は必要か?

結論、予備校や通信講座を利用した方が断然に合格率は上がります。

その理由は、「情報の差」

消防本部によって、

  • 試験傾向
  • 見えない部分の点数配分
  • 重要視する点

などが違います。

この情報を持っているのが、合格者を輩出してきている予備校・通信講座
合格者の情報を集め、それを翌年の講座内容に落とし込んでいるので、独学とは断然な差があります。

予備校と独学との差を痛感した僕自身のエピソードを紹介します。

僕が独学で東京消防庁に合格できたのは、「資格の大原」に通う友人の情報提供があったから

僕が独学で合格できた理由は、
同じく東京消防庁を目指す資格の大原に通う友人がいたから。

  • 東京消防庁は、論文重視
  • 論文対策は消防白書の読み込み

この2点、を友人から聞き出し、その通りに対策して合格。

最初は、情報収集を怠って東京消防庁I類(1回目)に不合格

東京消防庁一類(1回目)。択一式で、大原に通う友人の点数を8点も上回るも、一次試験で不合格。

友人は、合格(最終合格までいく)。

一次試験後に、友人と点数を教えあっていたので、この結果には愕然としました。

「そこまで、論文重視なのか・・・」と。

ここで初めて友人にアドバイスを求めて、
択一対策は程々に、
論文対策と消防白書の読み込みに時間を割くように。

それで、なんとか独学で合格できたのです。

独学合格は偶然だった

資格の大原の情報を手に入れられた他にも
僕の場合は、

  • 大学が工学部だったので東京消防庁の筆記試験に有利
  • 小さい頃からの夢だったので、中学の職場体験で地元消防を2日間職場体験←面接にピッタリ
  • 火を消したいけど、予防の方が多くの人を守れるので予防志望になった←面接にピッタリ

など、有利な環境・条件下にありました。

東京消防庁は、理系の人材を積極的に採用しています。

ですが、このブログの読者の方は、
「有利になる条件なんて何一つない」
という方がほとんどかと思います。

そこで、どうしても合格を決めたいなら予備校や通信講座の利用も選択肢の一つ。

消防官採用試験|予備校・通信講座を比較ポイント

予備校・通信講座を選ぶときは、次の3点の確認しましょう。

  • 自分に合っている受講スタイルか
  • 希望する自治体の専門コースがあるか
  • 講座内容(費用/講師/フォロー体制)

それぞれの比較ポイントについて詳しく解説していきますね。

比較ポイント①:自分に合っている受講スタイルか

受講スタイルは、次の4種類に分かれます。

  1. 通学 生講義
  2. 通学 映像講義
  3. 通信 Web講義
  4. 通信 教材のみ

それぞれのメリット・デメリットを確認します。

1. 通学 生講義

メリット
  • 講師の生講義により講義が記憶に定着しやすい
  • 周りの受講生の刺激を受けてモチベーションを保ちやすい
  • 自分を強制的に勉強させられる
  • 勉強スケジュールがずれにくい
  • 計画通りに勉強を進めやすい
デメリット
  • 通学に時間とお金がかかる
  • 通信と違って同じ講義回を複数回受講できない
  • 講座費用が高くなる
  • 急用ができた場合、リスケジュールが必要
  • 担当講師との相性の確認がひ確認が必要

2. 通学 映像講義

メリット
  • その予備校でその予備校で一番評判の良い人気講師の講義が受けられる
  • 講義の聞き逃したところ、理解しづらいところを聞きなおせる
  • 周りの受講生の刺激を受けてモチベーションを保ちやすい
  • 自分を強制的に勉強させられる
デメリット
  • 通学に時間とお金がかかる
  • 講座費用が高くなる
  • 予約する必要がある

3. 通信 Web講義

メリット
  • 理解しづらいところを何度でも聞きなおせる
  • 比較的安い
  • いつでも、どこでも気軽に受講できる
デメリット
  • 通学に時間とお金がかかる
  • 講座費用が高くなる
  • 予約する必要がある

4. 通信 教材のみ

メリット
  • 独学に比べて教材選びに時間がかからい(悩まない)
  • 独学に比べたら高いが、比較的安い
デメリット
  • 講義を受けられない
  • 通学に比べ、モチベーション維持が難しい
  • 勉強スケジュールに遅れが発生する可能性がある
  • リアルでの面接対策ができない

通信Web講義がベストですね。

比較ポイント②:希望する自治体の専門コースがあるか

消防の試験は、自治体によって科目ごとの出題比重が大きく違います。

東京消防庁の一次試験であれば、
論文の比重がかなり高く、
教養試験では、自然科学(理系科目)の配点比重が高くなっています。


自分の希望する自治体の消防本部の試験に対応しているか、
合格実績があるかなどは事前に受講相談資料請求で確認しましょう。

消防官専門コース、
消防士・警察官併願コース

のどちらにするかは、一つの大きな基準になります。

比較ポイント③:講座内容(講師・フォロー体制)

講師は、講義の分かりやすさだけでなく、フィーリングも大切にしましょう。
受験勉強期間は、1年程度になる人が殆どです。

相性が合わない講師の講義を1年も受け続けるのは、苦痛です。

また、フォロー体制は、講座を選ぶ際に特に注意深くチェックしてください
・論文の添削はあるか
・模擬面接はあるか

などです。

正直、どこの講座も講義の分かりやすさは突き詰めてきているので、
ライバルに差をつけるのであれば、
論文対策面接対策になります。

次の項からおすすめの予備校・通信講座を紹介します。
上記の比較ポイント①〜③を参考に、講座を見比べてみて下さいね。

消防官採用試験におすすめの予備校・通信講座3校比較

おすすめ3校は次のとおり

  • 資格の大原
  • スタディング
  • クレアール

この3校をピックアップしたのは、それぞれ異なった強みを持っているからです。

スクロールできます
学校講座リンク特長コース名メリットデメリット受講タイプ合格実績価格
警察官・消防官コース公式サイト通学のみ対応。毎年安定した実績。警察官・消防官合格コース(大卒程度・高卒程度)・コースの種類が豊富なので自分に合ったコースを選べる
・通学でもWeb講義標準装備
・全国に校舎があるの地域別対策に強い
・費用が高い通学(教室 / 映像)
通信(Web講義/教材)
169名
(2023年)
215,000円〜273,900円
コーチング対応
警察官・消防官合格コース
公式サイト通信のみに特化することで低価格を実現。開講から4年と実績が少ない。公務員講座 警察官・消防官合格コース・合格お祝い金10,000円
・第一志望の志望動機と自己PRの添削も受けられる
・演習問題もスマホでできる
・製本されたテキストは別料金(テキストを自分で印刷することは可能)Web講義累計40名
(消防・警察)
80,000〜180,000円
公安系公務員コース公式サイト講座費用と料金のバランスが良く、高コスパ公安系公務員合格コース・+2万円で1年保証を付けられる。
・面接シート添削・模擬面接は回数無制限
・担任サポートで悩みや疑問を解決できる
・模擬面接は水道橋のみで実施(通えない人は、電話相談可能)Web講義210,000円
おすすめ超短期通信講座比較

当ブログで独自にカウントした人数。

次項から1校ずつ、紹介していきます。

消防官採用試験におすすめの予備校・通信講座①:資格の大原

資格の大原は、消防士試験の合格実績を毎年明確に発表しており、合格実績が高いことで有名です。

この項では、大原消防士講座の特長コース料金を紹介します。

大原の消防士講座3つの特長

引用:資格の大原公式HP
  • コースの種類が豊富
  • 全ての受講タイプに対応
  • 万全のフォロー体制

特に抑えておくべき特長は、この3つ。
順番に解説していきますね。

特長1:コースの種類が豊富

大原の消防試験講座は、コースが細かく分かれており、自分に合ったコースを選びやすくなっています。

「警察官と併願受験予定」
「東京消防庁、一本に集中したい」
「希望の市町村消防、一本に集中したい」

といった方、それぞれに対応できるコースを揃えています。

特長2:全ての受講タイプに対応

大原と言えば、教室生講義のイメージがあるかもしれませんが、

映像講義通学
Web講義通信
教材通信

の全てに対応しています。

また、通学の人が、欠席してしまったとき、復習したいときは、Web講義でいつでもどこでも受講可能です。

特長3:万全のフォロー体制

大原のフォロー体制は、万全。

担任制による一人ひとりに合った学習指導
・志望先に応じた面接指導
・論作文指導も個別

その他にも、

・振替出席制度、
・来校・メール・電話での質問対応、
・欠席フォロー、
・重複受講制度、
・転校制度、
・自習室・教室開放、

など、受講生をフォロー・サポートするための多くの制度が整っています。

大原の消防士講座のコース料金

大原はコースの種類・受験時期(春・秋)・受講タイプによって料金が変わるため、何通りもの料金があります。

2022年度 春受験

警察官・消防官合格コース(通学教室・映像):225,000円
消防官合格コース(通学教室・映像):224,000円

東京消防庁合格コース(通学教室・映像):191,400円
警察官・消防官速修コース(通学教室・映像):157,000円

東京消防庁速修コース(通学教室・映像):163,900円
警察官・消防官合格プラン(資料通信):56,000円
警察官・消防官合格プラン(Web通信):86,000円

2022年度 秋受験 

警察官・消防官合格コース(通学教室・映像):209,800円
警察官・消防官コンパクト合格コース(通学教室・映像):120,100円

2023年度 春受験

警察官・消防官1.5年合格コース(通学教室・映像):273,900円

上記の通り、コースの種類が多いので一覧性の高いパンフレットを取り寄せるか、オンライン受講相談してみましょう。
通学を検討している方は直接訪問すれば、校舎・他の受講生の雰囲気も学校選びの判断材料になります。

\まずは、資料請求/

» 資格の大原「警察官・消防官コース」ウェビナーは、毎月開催

消防官採用試験におすすめの予備校・通信講座②:スタディング

スタディング(旧通勤講座)は、2008年に前身の中小企業診断士講座から始まり、
公務員講座の開講は2019年4月。警察官・消防官合格コースは、2021年1月に開講した新しい講座です。

スタディングの強みは、徹底したオンライン化
講義動画だけでなく、テキスト・問題演習も全てスマホやタブレットで完結します。

忙しくて机に向かって勉強する時間がない人には、これしかないというような講座です。

ちなみに、僕は行政書士試験ではスタディングを受講して、合格させてもらった(→受講体験談)ので、個人的におすすめしたい通信講座です。

合格するためには、十分なカリキュラムが組まれていますが、
「合う」・「合わない」がはっきり分かれます。

スタディング消防士講座 3つの特長

1. 忙しい人でも勉強できる

講義動画・テキスト・問題演習がスマホで完結しているの、いつでもどこでも勉強できます。
また、講義が1テーマ10分なので、ちょっとした隙間時間を勉強時間に変えることができます。

2. 超破格

警察官・消防官合格コースは、65,780円
合格特典1万円進呈あり

さらに、割引キャンペーンも頻繁にぱっているので無料会員登録しておけば、随時割引情報を知ることができます。
» スタディングに無料会員登録

3. 講義動画

講義動画は、テレビの情報番組のような感じです。
講師が電子黒板の横に立って、数式図表を動かしながら解説するので、 イメージのしやすく理解に繋がります。

スタディング消防士講座 費用

警察官・消防官合格コース:65,780円
冊子版オプション(一般知能対策テキスト)6,820円
分割:月々 5,600円 × 12回


クレアールと比較するとフォロー体制は弱いですが、
徹底的に費用を抑えたい人
机に向かう向かう時間がない人
にはぴったりの講座です。

特に独学で受験しようと考えている人も、検討に入れるべき料金の講座です。

\まずは、無料講義体験/

消防官採用試験におすすめの予備校・通信講座③:クレアール

クレアール通信専門の公務員予備校です。
今回ここで紹介する他の予備校・通信講座と比べると認知度は下がりますが、資格教育事業に関しに関しては、50年以上の歴史があります。

クレアールの強みは、コスパの良さ
講座のボリュームは大手と変わらないにも関わらず、大手よりも大幅に安いのにもかかわらず、
サポート体制にも強みを持っています。

大手の大原・LEC・TACなどと違い、校舎を抱えていないのでコスト削減ができる分、受講者に低価格で講座を提供することができています。

クレアール消防士講座 3つの特長

引用:クレアール公式HP
1. 万が一の保険がかけられる

クレアールの「安心保障プラン」は、講座料金にプラス2万円(安心保証料金)支払うことで、
事情により受験を1年遅らせることになった場合、
不合格になってしまった場合、
でも受講期間を1年間延長することができます。

1年目の試験で合格した場合、その2万円は返金されます。

2. 担任サポート

クレアールは、通信でありながらサポート体制に強みを持っています。

・学習計画の立て方
・復習時間の進め方
・自分に合った受験プラン
・併願先の選び方

などの悩みや疑問を担任に相談することができます。

3. 面接対策

クレアールは通信ですが、面接対策にも定評があります。

適切な個別指導をするため、自己分析や志望動機、自己PRなどをワークシートにして担任講師と情報を共有するといった対策をとり、
本試験シーズンの面接シート添削模擬面接回数無制限
※模擬面接は校舎(水道橋)でのみ実施ですが、電話での模擬面接・質疑応答にも対応しております。

また、面接に必要な知識は、面接対策講義(全16テーマ)で補うことができます。

下リンクからのクレアール面接対策の感想(7件)を見ることができます。

クレアール消防士講座の費用

2022年合格目標
10ヶ月公安系公務員合格コース:165,000円(128,700円)
安心保証オプション:20,000円

クレアールのコース警察官・消防官でまとまとめられているため、

「費用を抑えたい」、
「警察官とへ併願で受験予定」

という方にむいています。

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まとめ

予備校・通信講座を比較する際の比較ポイント

・自分に合っている受講スタイルか
通学(教室/映像)・通信(映像/資料)で自分に合った受講スタイルを選びましょう。

・希望する自治体の専門コースがあるか
東京消防庁志望であれば、東京消防庁専門コースがある講座が望ましい。

・費用/講師/フォロー体制
無料の講義体験や資料請求でしっかり比較。

大原の消防士講座

合格実績が高さがが圧倒的。

・コースの種類が豊富
・全ての受講タイプに対応
・万全のフォロー体制

など、完璧ともいえる講座です。
唯一の弱点は、費用が高いこと。

絶対に合格したいなら大原
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スタディングの消防士講座

講義・テキスト・問題演習まで全てがスマホで完結する、最安の講座。
講義動画は見やすく視覚的にも理解しやすい。

出来る限り費用を抑えたい、独学か講座を取るか迷っているという人には、ぴったりの講座
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クレアールの消防士講座

コスパで選ぶならクレアール。
通信専門なのに、担任サポートや模擬面接などのフォローもあります。
仕事が忙しい人でも安心保障プランがあるので安心。

費用はなるべく抑えたいけど、講義もサポートも充実させたいならクレアール
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